もし日本が戦争になった場合
ウクライナ侵攻を受けて,防衛費増額の議論が盛り上がっている。
また,今のGDP比1%程度から2%へ引き上げる案を今後の論点整理として示す。
確かに,「戦争犯罪を繰り返す悪の帝国」のロシアが,北海道にまで侵攻する恐れがあるという者やこの世界の
混乱に乗じて,中国も尖閣諸島へ乗りこんでくると主張する者もおり,簡単に侵略されないよう,
日本も何らかの形で核の抑止力を持つべきだと主張する者も増えてきた。
「平和ボケの日本も漸く尻に火がついた」と言う者も多いと思う。残念ながら防衛費を増やしたり,
核の抑止力を持ったりすれば,日本が守られるという発想も「平和ボケ」だと言わざるを得ない。
防衛費や核ミサイルがいくらあっても,間違いなく国は守れない。大事なものが,見事に抜けているからだ。
その大事なものとは「エネルギーと食料の自給自足」の問題である。
残念ながら日本はこの二つがほとんど出来ていない。だから,敵基地攻撃能力を身に付けたとしても,
アメリカ・中国と並ぶ軍事大国に成ったとしても,他国と戦ったら間違いなく負けるだろう。
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反撃能力の保有を盛り込んだ国家安全保障戦略など,安全保障関連3文書について自民・公明両党が合意。
戦後の安全保障政策の大きな転換と成り, 戦争を防ぐため,抑止力を高めるために,この3文書を活用し,
安全保障の力を高める。日本は戦後,最も厳しい安全保障環境のもとに,防衛力の抜本的な強化を掲げ、
相手のミサイル発射拠点を叩く反撃能力の保有やサイバー攻撃を未然に防ぐ為の「能動的サイバー防御」の導入など。 政府は12月16日にも閣議決定する方針。それに加えて「エネルギーと食料の自給自足」の問題も考えるべきだ。
また,自衛目的で敵のミサイル発射基地を攻撃する「反撃能力」を保有する事が出来ても,
何故,「必要最小限」なのかと疑問が残る。どうも,日本は中途半端に思えて成らない。
日本の原発,特に日本海側は気を付けるべきだ。北朝鮮から狙われるとすれば,距離が近い日本海側でしょう。
実際に北朝鮮工作員は日本海沿いの海岸から侵入し,拉致の実例が多くある。
日本海沿いの海岸に侵入してくる可能性がある。